フリーランスになったらまずは健康保険の手続き

フリーランスの保険事情

独立前に知っておきたい!

独立したらまずは健康保険の手続き

LINEで送る
Pocket

国民健康保険の手続きの流れ

国民健康保険の窓口は各市町村の役場になります。まず手続きに必要な「国民健康保険被保険者異動届」をもらいます。役場で直接もらうことができますが、市区町村のホームページからダウンロードをすることもできます。事前にダウンロードをして必要事項を記入してから市区町村の役場に行くとスムーズに手続きが出来るかもしれません。
次に必要な書類が「健康保険等資格喪失証明書」になります。健康保険と国民健康保険に二重に加入しないで済むための書類になります。これは以前勤めていた職場から取り寄せる必要があります。すぐに用意をしてくれない場合は、問い合わせをするようにしましょう。また世帯主以外が手続きをする時は「認印と委任状」が必要になりますので注意が必要です。
そして「キャッシュカードまたは通帳」も用意しましょう。国民健康保険料は住んでいる市区町村によって違いますが、口座振替による納付をすすめているところもありますので準備しておくとよいでしょう。また退職前の会社に2か月以上勤務をしていた人は、以前の会社で加入していた健康保険を最大2年間「任意継続」することができます。任意継続は退職してから20日以内という期限が区切られていますので、任意継続をしたい人は忘れずに期限以内に手続きをすませましょう。

切り替え後の支払いにも注意しよう

国民健康保険に切り替えた場合は保険料の金額に注意が必要です。国民健康保険は会社員時代の健康保険と計算方法が変わりますし、保険料の負担も会社員時代の会社との折半ではなく自己負担額10割となります。基本的に会社員時代の倍以上の支払いは覚悟しておく必要があります。

前年に会社員でたくさん給与を貰っていた人は、フリーランスになった最初の年は国民健康保険の負担が大きくなる可能性があります。

GEEK JOB フリーランスから引用。

Web系の案件情報は[GEEK JOB フリーランス]

求人情報以外にもスキルシートの書き方や所得税の算出方法など多岐に渡って紹介しているサイトです。

Web系の案件情報は[GEEK JOB フリーランス]

辞める数年前から貯金をするなど、退職後の保険料の支払いに備えておくことが大切になるでしょう。

フリーランスになったらすぐに手続きをしよう

会社員を辞めて独立をしたら健康保険を「国民健康保険」に切り替えることになります。日本では健康保険に加入をするのが義務なので、空白期間が無いようにすぐに手続きをする必要があります。

国民健康保険法に基づき、医療保険に加入する義務があるため、フリーランスになった際には任意継続保険もしくは国民健康保険に加入する必要があります。

レバテックフリーランスから引用。

Web系の案件情報は[レバテックフリーランス]

求人情報だけでなく、フリーランスがやっておくべきことを分かりやすくリスト化しているのでフリーランスを考えている人には大変参考になるサイトです。

Web系の案件情報は[レバテックフリーランス]

フリーランスが入る健康保険は国民健康保険で、保険料は全額本人が負担することになりますので注意が必要です。必要な書類を市区町村の役場や以前の職場から取り寄せて期限以内に速やかに手続きをしましょう。国民健康保険への切り替えの作業がフリーランスの第一歩の作業といえるでしょう。

最新の記事

チョイス

PV上昇ページ

非加入の場合

国民健康保険に非加入でいることは不可能です。なぜなら日本は国民皆保険制度を採用しているので、何かしらの保険に入ることが義務だからです。もしも保険料を払わずにいると、督促状がきて滞納者と見なされ、銀行口座を凍結されるなどの「差し押さえ」が執行されます。生活を続けるのが困難な状況になりますので督促を無視することは避けましょう。保険料の支払いが困難な場合は市区町村の役場に相談に行くと、保険料が軽減されることや支払方法を工夫して払いやすくしてくれることもあります。More

社会保険との違い

国民健康保険は社会保険の中の一つである健康保険とは違う点が多数あります。健康保険は会社と本人が保険料を折半して納付しますが、国民健康保険は本人が全額負担します。家族の保険料も大きく違うため、家族が多い人は国民健康保険に切り替えると納税額が増えそうです。また出産手当金などの補償されるポイントも健康保険のほうが充実しています。自由に働ける反面、労働者が加入する健康保険よりも国民健康保険のほうが不利な面が多いです。More

おすすめページ

忘れてはいけない国民年金

フリーランスになったら健康保険から国民健康保険に切り替えます。忘れてはいけないのが「年金の切り替え」です。会社員時代の「厚生年金」から「国民年金」への切り替えの手続きも行いましょう。国民年金は支払方法が自由に選べます。納付書を利用して銀行やコンビニで納付する方法や口座振替、クレジット払いなどの方法があります。また1年分の保険料を前納する方法もあり、市区町村によっては5000円程度保険料が減額されるなどのメリットがあります。どうせ払うものならば前納をしたほうがお得かもしれません。More

独立したらまずは健康保険の手続き

会社を辞めてフリーランスとして独立をしたら、まずすべきことが「健康保険の手続き」です。国民健康保険への切り替えの窓口は市区町村の役場ですので、必要書類を持って退職日から14日以内に手続きを済ませるようにしましょう。健康保険の任意継続をする人は、退職日から20日以内に手続きを行います。退職前に国民健康保険か任意継続かどちらかを選んでおくと期限内にスムーズに手続きが出来るでしょう。どちらの保険料が得かを調査しておくことも大切です。More

継続して加入できる「任意継続」

会社を辞めると健康保険に加入することができなくなりますので、国民健康保険に切り替えることになります。しかし以前の会社に2か月以上勤務していて健康保険に加入していた人、退職後20日以内に手続きが出来る人などは最大2年間「健康保険の任意継続」をすることができます。ただし会社員時代は会社と折半していた保険料がフリーランスになると全額負担になり、納付する額も今までの倍になります。More